データサイエンスプラットフォーム「アイソン」でユーザーのオンライン上の行動を分析カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「アイコア」で各顧客に合わせた商品を訴求
AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、所在地:東京都港区、共同創業者/CEO:チハン・ユー、以下Appier)は、株式会社ALEFS(アレフス、本社:大阪府大阪市、以下ALEFS)がオンラインでの顧客エンゲージメント向上を始めとするデータ主導のマーケティング戦略の強化、および消費者の行動データの詳細な分析による製品戦略の効率化を目指し、Appierのデータサイエンスプラットフォーム「AIXON(アイソン)」と、カスタマーエンゲージメントプラットフォーム「AIQUA(アイコア)」を採用したと発表しました。
ALEFSは「titivate」、「ur’s」、「AMBIENT」、「SEA DRESS」の4つのレディースファッションブランドを展開するファッションアパレル企業です。自社オンラインショップのほか、楽天市場やZOZOTOWNといったECポータルサイト、人気ファッションビルや大型モール内での店舗販売で商品を提供しています。「titivate」は、20代から30代の女性を対象に、安心感のある『定番』と、『トレンド』要素も取り入れた、自分らしさを大切にするライフスタイルを提案。欲張りな大人の女性の願望を叶えるセレクトショップを提供しています。
<現状の課題>
- ALEFSでは自社のブランドのユーザーは特定のブランドのみならず、複数のブランドを購入していることを把握しているものの、ブランド横断の広告の最適化、顧客エンゲージメントが課題でした。
- これまで有料の広告プラットフォームを通じた広告を展開してきましたが、ユーザーニーズの多様化に対応する中で費用対効果(ROI)に課題を感じていました。
- また多くのユーザーが利用しているLINEやALEFSの自社サイトやアプリ使ったコミュニケーションによって、よりパーソナライズされたマーケティングにより、閲覧から購入まで効果的に誘導する方法を模索していました。
Appierは、こうしたALEFSの課題に対して、Appierが保有するデータベースとALEFSのデータを統合し、データサイエンスプラットフォーム「アイソン」は、多面的な分析軸を用いた顧客の行動や嗜好の分析、セグメンテーションに加えて、類似の潜在顧客へのアプローチを可能にすることを説明しました。さらにそのセグメントしたユーザーデータをアイコアに導入することで、LINE、自社サイト内のWebプッシュ、アプリ内プッシュなど自社チャネルを活用した費用対効果の高いエンゲージメントおよびリターゲティングが可能なことを説明しました。
株式会社ALEFS執行役員統括部長の山根章介氏は、「AppierのAIは、データからインサイトを導きだし、当社の強みを最大限活かせるマーケティングに展開できると判断し、採用を決めました。ALEFSは会社全体として、データドリブンなマーケティングを進めるフェーズに来ています。3月からアパレル商品のみならず、美容・健康分野の商品を拡充しました。今後はオンライン、オフラインのお客様データを活用し、よりお客様のライフスタイルに合ったファッションをご提案していきたいと考えています。今後、将来の商品戦略には、顧客データを含む多様なデータを分析することで、今後流行するであろうスタイルや形など、未来のトレンド予測ができるのではと期待しています。」と語っています。
アイコアについて
「AIQUA(アイコア)」は、AIと独自のデータを活用することでターゲットオーディエンスを理解・セグメントします。Webサイトを訪問する最適なコンテンツやオファーを提示し、機会ロスを低減させます。アイコアが高度にパーソナライズしたメッセージやオファーを、デバイスを横断して提供することで、マーケターは顧客のライフタイムバリュー(LTV)を向上させることが可能です。
アイソンについて
「AIXON(アイソン)」は、既存の顧客データを統合・強化、ターゲットオーディエンスの包括的な把握、AIモデルによって手軽にオーディエンスの行動予測を可能にするデータサイエンスプラットフォームです。
株式会社ALEFSについて
ALEFSは「titivate」、「ur’s」、「AMBIENT」、「SEA DRESS」の4つのレディースファッションブランドを展開するファッションアパレル企業です。
Appier について
Appier は、AI(人工知能)テクノロジー企業として、企業や組織の事業課題を解決するための AI プラットフォームを提供しています。詳細はwww.appier.com/jp/ をご覧ください。 2019年8月26日プレス PDF版