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AI 企業Appier のCEO チハン・ユー、世界経済フォーラムによって2016 年度のヤング・グローバル・リーダーズに選出

作成者: Admin|Mar 16, 2016 4:00:00 PM

AI (人工知能)テクノロジー企業のAppier (エイピア、以下Appier、本社:台湾)は3 月 16 日、同社の最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のチハン・ユーが、世界経済フォーラムによって 2016年度のヤング・グローバル・リーダーズに選出されたことを発表しました。チハン・ユーは、政府、科学、社会運動、ビジネスなどの分野から40 歳未満の若きリーダーとして選ばれた 121 名の1人です。

Appier の CEO であるチハン・ユーは、次のように述べています。「このような各業界の著名な方々と並んで本年度のヤング・グローバル・リーダーズに選ばれたことを光栄に思うとともに、恐れ多くもあります。テクノロジーと AI は、医薬、ビジネス戦略、広告など、私たちの暮らしやビジネスの方法を変える可能性を秘めています。当社は、AI 理論を実用化して企業の複雑な意思決定を容易にすることで、このような変化の一翼を担いたいと考えています」。Appier は、AI、データ分析、分散処理システム、マーケティングの経験を有するコンピューター科学者とエンジニアの熱意あふれるメンバーによって創業されました。昨年 11 月には、ジャフコ、セコイア・キャピタル、ユナイテッド・オーバーシーズ銀行ベンチャーマネジメント、トランスリンク・キャピタル、メディアテック・ベンチャーズからシリーズ B ラウンドで 2,300 万ドル(約 27 億円)の出資を受けたことを発表しました。Appier はこれまでに、シリーズ A ラウンドでセコイア・キャピタルから受けた最初の出資額 600 万ドル(約7 億円)を含め、総額3,000 万ドル(約36 億円)を調達しています。

チハン・ユーは AI 分野では高名な博士として早い時期から知られており、本年度選ばれた唯一の台湾人です。15 年前に米国で研究を開始し、Google の自動運転車やビッグドッグプロジェクトの基盤を築きました。また、ハーバード大学においてコンピューター科学分野の博士課程に在籍中は、ワイス応用生物学エンジニアリング研究所と協力し、ポリオ患者の歩行を支援する自己適応型ロボティクスシステムを開発しました。

本年度のヤング・グローバル・リーダーズには、Airbnb の共同創業者であるジョー・ゲビア氏や、Cheetah Mobile のCEO 兼創業者の傅盛氏などが選出されています。過去の選出者には、Google のCEO であるラリー・ペイジ氏や、Yahoo の CEO であるマリッサ・メイヤー氏も名を連ねています。詳細は、世界経済フォーラムの2016 年度選出者一覧 (http://wef.ch/ygl16)をご覧ください。

Appierについて

2012 年設立のAppier は、AI (人工知能)を活用し、マルチデバイス時代における企業の成長と成功を支援するテクノロジー企業です。Appier の研究開発チームは、AI、データ分析、分散処理システム、マーケティングの経験を有するコンピューター科学者とエンジニアの熱意あふれるメンバーによって構成されています。社員は、グーグル、楽天、ヤフー、インテルのほか、ハーバード大学やスタンフォード大学の有名なAI 研究グループの出身です。Appier は台北に本社を置き、東京、シンガポール、シドニー、ホーチミン、マニラ、香港、ムンバイ、デリー、ジャカルタ、ソウルのアジア全域に拠点を構え、500 を超える世界中のブランドと代理店にサービスを提供しています。