● 2021年度通期は2年連続で成長が加速。米国での事業拡大と製品間のシナジーが貢献
● 2021年度第4四半期は、売上収益が前年同期比40%増の39億円
● 2022年度の業績予想は、売上収益は前年比38%増の175億円、売上総利益は売上収益の成長率を上回り、前年比45%増の見込み
Appier Group株式会社(エイピア、本社:東京都港区、代表取締役兼CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下Appier)は、2021年度第4四半期(2021年10-12月期)および2021年度通期の決算を発表しました。通期の売上収益は前年比41%の127億円と2年続けて成長が加速し、売上総利益は前年比51%増となりました。
2021年に新規参入した米国市場で堅調な滑り出しとなったほか、顧客基盤の拡大でオーガニック成長が続いていることや、営業活動の生産性向上が、売上収益の成長に寄与しています。EBITDA(利息、税金、償却費控除前利益)マージンは前年比13%ポイント上昇し、当初の予定より1年前倒しで初の通期黒字化を達成しました。顧客企業数は第4四半期に72社増え、1,088社(前四半期比7.1%増、前年同期比32%増)となり、引き続き顧客基盤拡大が成長を牽引しています。Eコマース(新規顧客比率48%)が主要な新規顧客層となり、成長の原動力に繋がっています。今後も高い水準での顧客数のオーガニック成長を見込んでいます。
2021年度第4四半期は、売上収益が前年同期比40%増で過去最高の39億円、売上総利益は前年同期比37%増となりました。 EBITDAマージンはさらに1%ポイント伸びて3%となり、EBITDAは過去最高の129百万円となりました。また、解約率は0.73%と史上最低値となり、既存顧客からの売上も順調に伸びています。さらに、プライバシー保護のトレンドとグローバルな事業拡大が、Appierの成功と新規顧客獲得への追い風となっています。
2022年度の業績予想は、売上収益は前年比38%増の175億円、売上総利益は売上収益の成長率を上回る前年比45%増、EBITDAは黒字化だけでなく前年比1259%増の成長を見込んでいます。米国や既存市場での事業拡大、技術強化及び製品間のネットワーク効果により事業基盤の価値を高めることで、堅調な成長を続けていきます。また、今後の成長のための、人材の新規獲得や技術開発への投資も継続してまいります。
AppierのCEO兼共同創業者であるDr.チハン・ユーは、「このような成果で2021年度を締めくくることができたことは、社員一同非常に誇りに思っております。私たちの驚異的な成長は、ファーストパーティデータを中心としたAI技術に対する業界の関心が非常に高いことを示すものであり、そういったお客様の成長を支援することが、Appierの成長を後押ししています。私たちのイノベーションと顧客中心主義の精神は、変化し続ける市場状況に適応し、すばやくソリューションを提供させていただくことで、新たな製品提供の機会を増やす結果となっています。お客様はマーケティングやビジネスニーズに合わせてファーストパーティデータを統合し、充実させることができる当社のソリューションに軸足を移しつつあります。このようなイノベーションに対する需要は、今後ますます高まっていくものと考えられます。私たちの世界がますますデジタル化し、データ収集に対する消費者の同意が必要になるにつれ、AI搭載のテクノロジーやデータ分析への需要は高まる一方であり、Appierはお客様のAIによるDX(デジタルトランスフォーメーション)をサポートする重要なリーダーであると考えています。」と話しました。
2021年5月に新たに加わったオムニチャネルマーケティングプラットフォーム「BotBonnie」が、AIパーソナライズ化クラウド「AIQUA」に統合され、Web、アプリ、メッセンジャーを通じてファーストパーティデータを活用した、パーソナライズされた顧客エンゲージメントを実現しています。また、カスタマーデータサイエンスプラットフォーム「AIXON」と自動アプリ広告アシスタント「AIXPERT」は、24時間AI駆動オペレーションでお客様の広告キャンペーンの最適化を支援しています。 このようにAppier製品群でシナジーを作りソリューションを提供できることこそ、Appierのイノベーションに対する想いの表れです。自社開発技術の持続的な提供と製品間のシナジー効果で、お客様にさらなる価値を提供し、データに基づいたビジネス上の意思決定や課題の克服、そして事業成長を達成することを支援してまいります。
Appier(エイピア)について Appier(証券コード:4180)は、人工知能(AI )x SaaSのグローバルカンパニーです。AI搭載でソフトウェアをよりスマートにして、A Iの汎用性を高めることをミッションにしています。2012年に設立され、アジア太平洋地域、北米、欧州に17の拠点を有し、東京証券取引所に上場しています。詳細は www.appier.com/jaをご覧ください。IRに関する情報については https://ir.appier.com/ja/ をご覧ください。