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経営体制と製品イノベーションの強化のため、エンジニアリング部門へ2名のリーダーを任命

 

AI (人工知能) SaaS のリーディングカンパニーである Appier Group 株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下「Appier」)は、製品イノベーションと研究開発の強化のため、ミンユー(ロバート)・チェン博士チャオ・チーチャン氏の2名をエンジニアリング部門のリーダーに任命いたしました。エンジニアリング部門の増強は、Appierを次の成長段階へと導き、当社のAIおよびデジタルマーケティング領域におけるリーダーシップを強固にしてまいります。

 

AIが企業の意思決定にもたらす影響力について、昨今、広く認知され始めております。AIは将来の不確実性に対処し、特にインターネットユーザーの潜在的行動を予測する上で、多くのサポートを提供することができます。ガートナー社は、将来の展望として、2025年までに生成される全データの10パーセントは、ジェネレーティブAIで占めると予想しました。ジェネレーティブAIは、生産性革命に新しい風を吹き込み、テキスト、対話、画像、音声、動画などのマーケティングコンテンツの制作を倍増させることで、企業のデジタル上での影響力を増大させています。Appierではこの市場ニーズに応えるため、AIにおけるコアコンピタンスを強化する経験豊富なエンジニアの採用を進めることで、製品イノベーションを強化し、次のAI過渡期に向け業界をリードしてまいります。また、多様なアプリケーションのシナリオ開発により、顧客企業のビジネス成長が持続可能になるよう支援してまいります。

エンジニアリング部門のバイスプレジデントに就任したミン・ユー(ロバート)チェン博士は、テクノロジー戦略の実行、大手企業でのリーダー経験、グローバル展開のための大規模プラットフォーム構築、そして最先端のAI技術研究において、20年以上の豊富な経験を有しています。Appierでは、「CrossX (クロスエックス) 」製品群の開発と技術指導に注力し、広告ソリューションの研究開発の方向性を示すとともに、確度の高い顧客の獲得とリターゲティングプラットフォームの戦略策定を担います。また、先進的なAIや機械学習技術を駆使することで、包括的な広告ソリューションを構築し、Appierの顧客企業のROIを効率的に最適化するためのチームを率いてまいります。

チェン博士の直近のキャリアでは、不動産テクノロジーを提供するCompass社に所属し、代理店やその顧客のための不動産エンドツーエンド・プラットフォームを初構築しました。チェン博士は同社においてAI/ML、ビデオ、デジタル広告、マーケティング技術、プラットフォーム仲介サービスを担当する300人以上のエンジニア、そして科学者からなるグローバルエンジニアリングチームの責任者を務めました。それ以前は、Zillow Group でシニアダイレクター、マイクソロフト社でプリンシパル・アプライド・サイエンス・マネージャーを務めています。Zillowでは業界初のクラウドベースの住宅評価システムを構築、マイクロソフト社では大規模なニュースのレコメンデーションシステムを構築し、機械学習によりニュースサービス全体のエンゲージメントとユーザーのパーソナライズ体験を向上させました。

チェン博士は、カーネギーメロン大学でコンピュータサイエンスの博士号、国立台湾大学でコンピュータサイエンスと情報工学の理学士号を取得、博士課程在学中には、IBMのマルチメディア分野における新世代リーダーの一人に選出されています。 

チェン博士と同時にエンジニアリング部門シニアダイレクターに就任したチャオ・チー チャン氏は、ソフトウェア業界で豊富な経験を持ち、チームマネジメント、開発プロセス最適化、研究開発、製品管理などの複数領域で実務経験を積んでいます。Appierでは、AIによる予測プラットフォーム「AIXON (アイソン)」のエンジニアリングチームを率い、当社のシームレスな製品間シナジーを実現するため、製品統合プロジェクトを監督していきます。カスタマーサクセス管理およびテクニカルサポートチームと密接に連携することで、現在のワークフローを最適化するとともに、顧客企業へのさらなる価値の提供を目指します。

チャオ・チー氏は、ニューヨーク州立大学ストーニーブルック校でコンピュータサイエンスの修士号、 MIT (マサチューセッツ工科大学)メディアラボで、メディアアート&サイエンスの修士号を取得しています。また、国立台湾大学でコンピュータサイエンスと情報工学の理学士号を取得しています。

チャオ・チー氏は、トレンドマイクロ、フランステレコム、グランドホッグテクノロジーなど、国内および多国籍の大手企業で要職を経験してきました。これらの企業では、多言語製品の潜在的な問題を自動検出するシステム、ユーザーの文脈を考慮した通知システム、モバイルネットワークの位置情報技術(Geolocation)など、いくつかの主要な研究開発プロジェクトを担当しました。さらに、スタートアップ分野ではマッチングプラットフォームのFlirq、カスタマーサービス担当者との連絡時間を短縮するアプリ Call Saver、コミュニティEコマースプラットフォームの Here2Shop、大学向けリアルタイム授業対話プラットフォームのZuvio、ソフトウェアとインターネットスタートアップの調達・評価を担当したDarwin Venturesなど、多数のスタートアップとオンラインサービス設立に貢献し、企業成長をリードしてきました。

 

Appierの共同創業者兼CEOであるチハン・ユー博士は、次のように述べています。
「強固な研究開発力を持つ強力なエンジニアリングチームの構築は、AIxSaaS 企業の成長には欠かせない原動力です。ロバートとチャオ・チーという2人の優れたエンジニアリーダーをAppierの一員として迎えることができ、大変嬉しく思っています。彼らの豊富な業界経験や専門知識を活かしてもらうことで、Appierの製品ラインナップは、多様化するブランドのニーズを満たし、AIアプリケーションの高速イテレーションや、機械学習モデルの複雑性にも対応できると確信しています。また、彼らのリーダーシップのもと、当社のソリューション開発のプロセスを最適化して、エンジニアのマンパワーを最大限活かすことで、異なるソフトウェアの開発や技術に対するニーズにお応えし、激しい市場競争にいる顧客企業がデジタルインパクトを強化するための一助となれば幸いです。」

 

Appier(エイピア)について
2012年に創業。高度な予測AI(人工知能)を実装したマーケティング・ソリューションをSaaSで提供するパイオニア企業です。『ソフトウェアをよりスマートに、AIでROIを向上させる』というミッションのもと、誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化を推進しており、AIを用いた顧客分析等で、企業のセールスおよびマーケティング活動を包括的に支援しています。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17の拠点を置き、データの価値を最大化することで、あらゆる企業がより正確かつ迅速で、先見的な意思決定ができる未来の創造に取り組んでいます。2022年12月、東京証券取引所グロース市場からプライム市場へ区分変更(証券コード:4180)

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