Appier Group 株式会社 ( 本社:東京都港区、代表取締役CEO:チハン・ユー、証券コード:4180、以下 Appier )は、本日、2024年度第1四半期決算を発表いたしました。例年当社のビジネスにおいて、第1四半期はローシーズン(※1) となりますが、売上収益は前年同期比33%増の74億円で、営業利益は前年同期比から9,600万円増加の6,500万円となりました。第1四半期としては過去最高の好業績となります。堅調な事業成長の継続と堅実な経営により、当社の収益性は大幅に改善しております。
(※1) 顧客企業のマーケティング活動は例年第1四半期はローシーズン。第2、第3四半期はデジタルコンテンツのハイシーズン。第3、第4四半期はEコマースのハイシーズン。
2024年度第1四半期:主な業績ハイライト
効率的な市場戦略と経営により、好業績の第1四半期
収益性の高い成長に向け、継続的な技術革新に努め、販売及びマーケティング費用効率化と、研究開発費への適切な資源配分により、好業績となりました。AI技術への研究開発投資により、営業レバレッジと営業生産性向上の好循環も強化され、2025年度の財務目標に向け順調な滑り出しとなります。今後とも、顧客企業1社あたりの「平均売上収益」(ARPC) 成長や、売上総利益率・営業利益率などの主要な営業指標に配慮し、事業生産性を向上してまいります。
戦略的な顧客基盤の多様化で収益性拡大
第1四半期の売上収益は、グローバルで顧客企業の多様化を推進し、またEコマースとデジタルコンテンツの既存顧客企業との強固なビジネスによって、拡大しました。既存顧客が、広告クラウドに生成AIを活用し始めたことに加え、韓国のデジタルコンテンツの顧客基盤が拡大し、さらに、米国及びEMEAと北東アジア地域では、新たな業種の顧客が早くから堅実な利益をもたらしています。
顧客基盤の多様化に重点を置き、収益基盤を拡大させたことは、当社の底堅い成長への原動力となっています。米国及びEMEA地域からの売上収益は前年同期比で67%増、北東アジア地域は31%増となり、第2四半期からデジタルコンテンツがハイシーズンを迎える中、利益が継続的に改善されることを見込んでおります。
Appier の最高経営責任者(CEO)兼共同創業者のチハン・ユーは、
「Appierは、最先端の生成AIを開発することで、顧客企業がROI (投資利益率) を改善し、具体的な成果を出すことに注力しています。顧客企業が成長すれば、当社の営業レバレッジも向上し、より良い財務結果が出ると考えています。第1四半期の業績は、当社の目標が成果となって着実に積み上がった結果であり、今後とも技術革新を通して、戦略的に成長が継続するように努めてまいります」 と述べています。
【Appierの生成AI最新情報】
以下3つの戦略的方向性で生成AIの技術を高め、顧客企業へ提供しています。
当社の最先端の生成AIは、企業が顧客体験を向上させることで、多面的な事業成長が促進されるように設計されています。これには、広告パフォーマンスの向上、キーワード探索の最適化、自動Webサイト編集などが含まれています。
当社はこれらの生成AI機能により、企業の生産性向上、エンド顧客への働きかけの拡大、業務効率向上を実現し、デジタルマーケティングとコンテンツマネジメントの新たなスタンダードを確立できると考えています。
*****************************************************************************************
Appier (エイピア) について
2012年創業。「誰もが簡単に使えるAIの普及と実用化」を推進し、AI顧客分析等で企業のセールス・マーケティングをトータルで支援。現在、アジア太平洋地域、欧州、米国に17拠点を置き、AIでデータの価値を最大化して、あらゆる分野の企業が、正確かつ迅速に先見的な意思決定をする未来の創造に取り組む。東京証券取引プライム市場(証券コード:4180)IR情報 https://www.appier.com/ja-jp/investor-relations-hom