AI(人工知能)テクノロジー企業のAppier(エイピア、共同創業者/CEO:チハン・ユー、以下Appier)は、コンビ株式会社(所在地:東京都台東区、代表取締役社長:五嶋啓伸、以下コンビ)が販売する化粧品ブランド「ナナローブ」のEC・通販サイトのランディングページ(以下、LP)にAI搭載のWeb接客ツール「AiDeal(アイディール)」を導入したと発表しました。
「ナナローブ」は、ベビー用品と同様にママの生活、もしくは家族の生活を支えたいという考えから生まれた化粧品です。プロダクトのコンセプトは、簡単で時短になるもので、メイン商品は一つで6役のオールインワンジェル。容器のデザインや機能も使い勝手を考えています。プロダクトだけでなく、EC・通販サイトの設計から商品同梱物まで、お客様にわずらわしさを感じさせないことを重視しています。
コンビのライフサイエンス事業部では、お客様に面倒なことをさせないため、ナナローブのサイトのLPを、モバイルファーストに設計し、製品説明も上から下まで一直線で閲覧でき、商品や成分の特徴を直感的に理解できるようにしています。
同事業部では、LPを訪問した、モニターへの申し込みや購入を検討している購入意欲の高いお客様に、わずらわしいと思われないツール、今まさに後押しがあればというお客様には適切なオファーを提示し、購入を決定しているお客様には購入を阻害しないツールを探していました。
こうしたニーズを踏まえ、コンビのライフサイエンス事業部は、ヤマトフィナンシャルから、AI搭載のWeb接客ツールAiDealを提案されました。ヤマトファイナンシャルは、Appierのグループ会社であるEmotion Intelligenceの販売パートナーです。
コンビのライフサイエンス事業部では、AiDealを導入し、トライアル製品を購入した人を対象に定期購入をお勧めするフォローメールを配信し、そこから流入するランディングページ(LP)を設置し、その効果を検証しました。AiDealを使ってクーポンを配信したところ、クーポンを入手したグループは、入手していないグループと比較して、PCで223%、スマートフォンで177%のコンバージョン率が上昇しました。
同事業部では、AIが判断してくれるのは販促の効率的な運用にとって魅力的であるとの評価をしています。また、AIの機械学習を進めていけば、ゆくゆくは情報が欲しいお客様にだけ見せられるようになる情報が欲しそうなお客様をAIが判断できるようにしたいと考えており、見たくない人には見せない、見せた方がいい人には見せる判断にあたってAIを活用できると期待しています。
ベビー用品のコンビ株式会社。コンビはベビーカーやチャイルドシートをはじめ、赤ちゃんに安全で高品質なベビー用品を開発・販売しています。育児の感動を創造し支援する企業姿勢を軸に、健康関連用品を含めた事業展開をしています。
「ナナローブ」は2009年のウェッブサイト開設以来、子育て中のママをはじめ、忙しい女性ための化粧品をECサイトだけで提供しています。コンビの主要な商品がベビー用品というプロダクトの特性上、3、4年でお客様とのお付き合いが終了してしまうため、それ以降も長くお客様とお付き合いできる事業体として立ち上げたのが、ナナローブです。ナナローブは、ベビー用品のコンビによる自然派化粧品。コンビが培ってきたやさしさと品質が活かされた、忙しい女性のための化粧品EC・通販サイトです。https://www.nanarobe.net/
独自の人工知能エンジンにより、ユーザーの購買意欲をマウスやスクロールなどの動きから察知。商品に興味があるけれど、まだ購入を決められない「有望な見込みユーザー」のみに対象を絞り、クーポンを自動的に表示し、「あと一押し」の購買をアシストします。
Emotion IntelligenceはAppierのグループ会社で、「瞬間を捉えるテクノロジーであらゆるビジネスを加速させる」というミッションのもと、今まで誰も着目してこなかった領域にフォーカスして多角的なプロダクト開発とビジネス展開を行うことで、世の中を変える新たな価値を提供しています。
Appier は、AI(人工知能)テクノロジー企業として、企業や組織の事業課題を解決するためのAI プラットフォームを提供しています。