ソーシャルメディア上でブランド認知を向上
競争の激化する自動車業界のリーダーとして、BMWはソーシャルメディア上での露出とデジタル優位の消費者トレンドにマーケティングの軸足を置いています。それを踏まえて、BMW台湾はソーシャルメディア上の顧客とのエンゲージメント強化に力を入れてきました。BMW台湾のソーシャルメディアに関して責任を持っている代理店として、Bremen Digital Creativeは、各チャネルを通してBMW台湾のブランド認知が持続的に上がるように協力をしました。
BMW台湾のデジタルマーケティングスペシャリストであるLi Chiang氏は、「ソーシャルメディアマーケティングの観点で、Instagramはより高いレベルのブランディングチャネルと位置づけています。しかし、本キャンペーンでは、Facebookで集めた60万人以上のフォロワーを活用し、BMWの愛好者にもっとアプローチをして、ロイヤリティの醸成および購入へ繋げたいと考えました。」とコメントしています。
2022年の旧正月期間中、ソーシャルメディア領域で取引が長い広告代理店であるBremen Digital Creativeの協力のもと、BMW台湾は、BotBonnieの対話型マーケティングと顧客エンゲージにおける強みを活かし、優良顧客とのエンゲージメント強化を目的としたFacebookのマーケティングキャンペーンを実施しました。
Meta社の定期通知機能とBotBonnieのマーケティングソリューションを組み合わせてコミュニケーションの阻害要因を排除
Facebookメッセンジャーのポリシー上、Facebookページでは、過去24時間以内にメッセージを送ったユーザーに回答をするときにしか販促コンテンツを含むメッセージを送ることが出来ません。一方で、Meta社が試験的に運用している新しい機能である定期通知機能では、年間を通して複数の販促メッセージを受け取ることを許諾したユーザーに対して、企業はメッセージを送ることができます。AppierのBotBonnieは台湾で同機能のベータユーザーに選出され、BMW台湾がFacebookおよびメッセンジャーで顧客エンゲージメントを強化するのに活用しました。
Bremen Digital CreativeのアカウントマネージャーのBrian Chen氏は「BMW台湾と事前協議をもって、旧正月のソーシャルキャンペーンは、BMW台湾のFacebookにおけるエンゲージメント数を向上することを目的に設計しました。BotBonnieの対話型マーケティングの強みを活かし、私たちは目標数値の達成だけでなく、他にも想像をはるかに超える結果を残すことができました。」とコメントしています。
Bremen Digital Creativeは、キャンペーンを設計するにあたって、夜0時以降に最初にお寺でお香を炊いた人が幸運に恵まれるという旧正月の風習を活用しました。さらに、BotBonnieの自動応答機能を活用し、BMW台湾は顧客に即時回答できるようになり、一人ひとりの顧客とより長く、より密な顧客体験を作ることに成功しました。そして、ベータユーザーとしてMeta社の定期通知機能も使うことができたことで、BMW台湾は、定期通知の許諾に繋げ、顧客からアプローチされた24時間以内という制限なく顧客にアプローチし、エンゲージメントを強化することができました。結果として、BMWはBotBonnieの導入により昨年の旧正月期間と比較して4倍のエンゲージメントを達成できただけでなく、メッセージの既読率も99%にすることができ、過去のマーケティング施策と比較して約10%高い結果を残すことができました。
今後の展望
旧正月期間のキャンペーンにおいて、BotBonnieはBMW台湾のソーシャルメディアに大きく貢献し、成功をもたらすことができました。対話型マーケティングソリューションを活用することによって、BMW台湾はブランド認知向上とBMWブランドに対する顧客ロイヤリティの醸成を実現することができました。
Li氏は「キャンペーン設定のプロセスを通して、AppierのBotBonnieは顧客に年中無休のサポートを提供してくれました。対話型マーケティングソリューションを活用して、顧客に即時回答ができるようになり、より長く密な顧客体験を創出できるようになりました。次のステップでは、Appierと取り組み、多岐にわたるチャネルのBMW台湾のデータを統合して複数のマーケティング指標を達成できるようにしたいと考えています。」とコメントしています。